赤城山・榛名山を見渡せる自然豊かな環境にある園舎の更新と共に、保育園から幼保連携型認定こども園へ移行する建て替え計画です。
新園舎は既存棟と屋根勾配・色彩計画を揃え一体感のある計画としています。また、毎日の送り迎えがある駐車場側は外壁を2色で張り分け子供たちを迎え入れる明るい雰囲気づくりを心がけました。
園庭を最大限確保できる配置計画で、全ての保育室から廊下を介してすぐに園庭に出ることができます。
南北を貫く廊下に沿って部屋を配置したシンプルな構成で、遊戯室はイベント時に建具を収納することで廊下と一体的に使用できます。
園庭はもちろん、木の温もりを感じられる内部でも子供たちがのびのびと過ごせる空間を目指しました。
「あかるいえがおがあふれてる あかいおやねのほいくえん」という園歌にあるように、赤い屋根がシンボルの地域に愛され、地域の拠り所なる保育園となることを願っています。
- カテゴリー
- 幼児施設
- 発注者
- 社会福祉法人けやき福祉会
- 所在地
- 群馬県渋川市中村
- 構造規模
- 木造 1階建て
- 延べ面積
- 994.0㎡
- 竣工年度
- 2024年度
- Architect-Designer