医師会事務局、夜間休日診療所、看護学校機能を集約した複合建築物です。

医療に従事する人、学ぶ人、サポートする人や訪れる人にとって使い勝手がよく、居心地の良い環境と空間を提供することを念頭に計画しました。

構造フレームは地場産の木材を加工して製作した大断面集成材を使用し、視覚的な安定感と手に触れた時の質感を感じ取ることが出来るよう、太い柱や梁を化粧材としてできる限り露出させることにしました。同時に内装の木質化も積極的に図り、常に木の香りと暖かみが感じられる、まさに医療現場に必要とされる癒やしの空間の創出を実現しました。